デジタル化の
ヒント

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DEGITALKA
都道府県
東京都
業種
医療,福祉
会社情報
大学病院の薬剤部
実施者
業務統括
会社規模
101〜人
初期費用
40,000,000
月額
0

調剤ミスが以前はあったが、調剤ロボットを導入したことでミスがほとんどなくなった。また人員面と安全面もカバーできた

この記事は約3分で読めます。

改善したきっかけ

当院は大学病院で、自身は薬剤部で業務統括をしております。調剤ロボットを導入する前は、調剤ミスが一定の頻度で発生しており、患者さんに迷惑をかけていました。

そのため、調剤ミスを防ぐために処方データを直接調剤ロボットへ送り、ロボットに調剤をしてもらうことで調剤ミスを防ぐことを可能としました。

また、夜間の調剤等でも人手が不足しているため、人手不足も解消したいと考えています。

・調剤ミスを防ぎたい

改善した方法

・調剤ロボットを導入した

PTPシート調剤ロボット

実運用から導き出され新たな設計思想で生まれ変わりました!

https://www.yuyama.co.jp/product/products/web_catalog/robopick2/html5.html#page=1
全自動PTPシート払出装置 robopick2

散剤調剤ロボット

患者オリエンテッドな時間を創出するこれが本当のフルオート調剤

https://www.yuyama.co.jp/product/products/web_catalog/dimero2_minidimero/html5.html#page=1
散薬調剤ロボット MiniDimeRo(ミニディメロ)

人員の削減と医療安全の確保を行うために実施した

調剤ロボットであるyuyama製のPTPシート調剤ロボットと散剤調剤ロボットの2種類を導入しました。ロボットを導入した目的は「人員の削減」と「医療安全の担保」となります。

これらを兼ね備えるには、ロボットを導入することが最善と考えました。導入に向けて、現状の問題点を病院執行部へアピールするととともに、各ロボットの見積もりと、ロボット導入による人員削減のデータを合わせてプレゼンをいたしました。

結果、薬剤部移転の時期に合わせて導入することが可能となりました。現在導入による効果を医療安全面と人員削減面においての効果を算出しております。

定期的に効果を病院執行部へアピールすることで次のロボットも導入可能になるのではないかと考えています。

調剤ミスを減らせた

調剤ミスの割合は1/10くらいに減り、安全な医療の提供を可能としました。またロボットが行うので人員面でも貢献できています。特に夜間の調剤には大きな成果をあげていると思います。

初期投資があってこそですが、人員面と安全面をカバーできたのはとても大きいと考えています。

評価

思った通りの無人化・省人化ができたが、一部課題が残った

今後の目標

・人員削減方法を考える

改善できなかったことは思ったより、ロボットのスピードが遅く予想より人員削減を見込むことができなかったことが最大の課題となります。2台導入すれば改善されるのかという話がでるかもしれませんが、それも試算したところスペースの確保などから難しいことがわかりました。

しかし一方で安全性の確保予想通りの成果を収めることができ、おおきな成果を上げることができました。今後は新たな人員削減策を考え、実行していきたいと思っています。

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