改善したい課題
商品の仕入れから販売まですべて、Excel等を使用しアナログで管理していたため商品の増加に伴い業務に支障が出ていた。
問題
- 商品に関する情報を探すだけでも苦労していた
- 時間経過により商品の鮮度が落ちることもあった
- 売れ行きに対しての分析も的確にできていなかった
- 在庫の管理や再入荷の対応なども管理が煩雑だった
商品が膨大にあったこともあり、すべてを別々で管理をしていたため、情報をまとめるだけでも大変で、多忙を極める月は残業が日常茶飯事でした。
改善した内容
FileMakerを導入し入荷〜販売まで一括管理に
FileMakerというシステムを導入し、商品の入荷から販売まで一括で管理することを目的に、自社に合わせたシステムを構築しました。
導入したツール
Claris FileMaker Pro
FileMaker Pro は、プロコードの機能を備えたローコードツールです。そのため、開発者でなくても App を作成できます。Claris があらゆる要望に対応します。問題解決者は誰でも、FileMaker Pro を使って次のことができます。
https://www.claris.com/ja/filemaker/pro/
FileMakerを導入して
現地での仕入れ直後から、このシステムに仕入れ値や商品情報を入力するようにし、日本側では商品の到着と同時に商品に合わせて販売文句を記入し、価格やサイズなど再チェックを行うなど、色々な情報を基に肉付けしていくというスムーズにできる一連の流れができました。
Webショップへの対応もできた
また、Webショップへも簡単な操作で商品ページをアップするよう構築してもらえたので、大幅に無駄な時間を削減することができました。
予想以上に社員間の情報共有を促進も図れた
システムに情報を集約しているため、メンバーとも情報共有が思いのほか捗り、ミスも減ったことは大きな収穫だった。
改善の評価
適切な改善だったが、一部解決しなかった
卸販売店への対応が今後の課題
当社は複数のWebショップがあり、自社サイト、楽天店、Yahoo店と一括での商品ページアップに対応できましたが、卸販売店(スーパーデリバリーなど)などに対応が出来ておらず、まだ昔の方法のままでページ作成をしています。
今後の目標
さらなるWebショップへの連携強化
Webショップへの連携を追加すると、高額の費用が掛かるとのことで一旦保留中にしており、今後、売上が見込めるようになったら対応をしていこうと考えています。