デジタル化の
ヒント

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DEGITALKA
都道府県
東京都港区
業種
卸売業,小売業
会社情報
中小企業向けソリューション販売業
実施者
事業企画室室長
会社規模
200〜人
初期費用
500,000
月額
70,000

kintoneを導入した結果、社員の活動状況の可視化が出来たので事業の活動に対してコメントをすることが出来、事業部全員が営業的センスを意識するようになった

この記事は約3分で読めます。

改善したきっかけ

当社は、中小企業向けソリューション販売業を行っております。

当時私が所属する事業部は大きく2種類の商品を販売してる営業部隊がいます。

2人の営業部長のマネジメント方法はそれぞれ自分のスタイルに合わせた方法でやっていたので、月次で事業部全体の業績を纏める立場にあった私は、それぞれの月次の報告を聞いて結果をまとめております。

そのため報告書として纏めるのに手間がかかり、また報告された数字が間違っていて再集計をするという後戻り等も発生しています。

また売り上げ分析をしようとしても、一部の数字の指標が基本的に考え方が異なっているということで、分析結果の信憑性も疑わしいものです。

・月次報告が手間が掛かる上に誤りが多い

改善した方法

kintoneを導入した

kintoneとは

キントーンでできること バラバラな情報がーつにまとまる
キントーンなら、散在するエクセルや、煩雑なメール、紙の書類の山など、バラバラになりがちな情報がーつにまとまります。

https://kintone.cybozu.co.jp
あなたの「その仕事」にkintone(キントーン)| 業務アプリをノーコードでつくれるサイボウズのクラウドサービス
キントーンは、プログラミングの知識がなくても、ノーコードで業務のシステム化や効率化を実現するアプリがつくれるクラウドサービスです。散在するエクセルや、煩雑なメール、紙の書類の山、バラバラなシステムなど、業務を非効率にしている困りごとを解決できます。

事業企画としては事業部全体が同じ指標で事業が見えるようにする必要があるのではないかと考えて、ITを活用して事業部全体で共有できるシステム化を作るようにしました。

分類分けを行ってからシステム化を検討した

共通したIT化を構築する前に、2つの営業部隊の営業プロセスや顧客管理方法、提案書等の書籍管理方法、業績管理方法についてヒヤリングしたり新システム移行への期待や要望等について、マネジャーレベルと一般レベルに調査をしました。

また2つの営業部隊からもらうデータを纏めているスタッフにも同様の調査をしました。

その上で、新システムで実現したい仕様、できれば実現したい仕様、そして現状のやり方を変えそれまでのやり方を止める仕様等に分類してシステム化を考えていきました。

1事業部で構築するシステムですので多くの投資はできませんでしたので、クラウド型のサービスで自事業部内で開発が可能なものを選択しました。

サイボウズ社のkintoneを採用したのはこのような理由からです。事業企画部内には私を含め3名程システム化に強い社員がいましたので、一緒に開発をするようにしました。

評価

適切な改善ができ、課題は解決することができた

今後の目標

システムを活用し更に適切なマネジメントを行い、売上を上げていく

事業部全体で共通のシステムにデータが入ってくるので、社員の活動状況を見ることができるようになり、スタッフでも営業の活動に対してコメントやアドバイスを入力するようになり、事業部全員が営業的センスを意識するようになりました。

それは業績への拘りを全員が持つようになり毎月の売上に対する意識が向上したようです。

そしてお客様に対しても三層営業ができるようになり、お客様担当者には当事業部の担当者、お客様のマネージャ様には当事業部のマネージャークラス、お客様の経営層には当事業部の事業部長以上のレベルがそれぞれ営業するような関係作りができるようになったようです。

営業の活動がこのシステムを活用することで、どうなっているの/次に何をするのか等が分かりマネジメントもしやすくなったと思っています。

そして何と言っても私の事業企画のメンバーには後戻り的な作業が無くなり、業務の効率化になったと思っています。

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