デジタル化の
ヒント

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DEGITALKA
都道府県
神奈川県
業種
学術研究,専門・技術サービス業
会社情報
大手企業グループのリスクマネジメント機能を司る企業
実施者
プロジェクトマネージャー
会社規模
1〜50人
初期費用
5,000,000
月額
50,000

自社に合わせWeb上のプラットフォームを新規開発したことで、情報の収集及び分析の効率化を進めるっことが出来た

この記事は約2分で読めます。

改善したきっかけ

会社のサービス事業として取り扱っている業務は、企業の事故情報を管理分析して、事故の防止や対応計画を提案する業務内容になります。

この事故データ数は相当の数にのぼり、業務の効率化と改善が問題となっていましたが、情報データ収集のソースが統一化されておらず、相当な手間がかかっていました。

更に、事故情報を分析して、データベース化し、事故再発防止や保険求償に展開するプロセスがありますが、担当者によってデータ分析に区分や原因判断が曖昧になってしまう為に、サービス業務自体の制度や正確性に不安な点があり、ワークプロセスの標準化が必要な状態になっていました。

サービスのアウトプットとして提出する分析統計資料や、提案書も共通のプラットフォームがなく、個人商店的な対応で大変効率が悪かったです。

・データの収集及び分析方法の効率が悪い

改善した方法

Web上のプラットフォームを新規開発した

費用はかかりますが、業務に適応するITデータ処理の為の、WEB上のプラットフォームをオーダーメイドで新規に開発してもらう事にしました。

顧客がWEBで事故データ情報を共通のデータベースに提出してもらい、そのデータを処理するITプラットフォームを構築する事にしました。

誰でも同じレベルの情報を入力出来るようにした

情報のレベル均一化を図る必要があったので、顧客がWEB受付でインプットを正しく簡単に出来るように工夫した設計として、情報の曖昧さがないように工夫しました。

データの統計を自動で行うようにした

受け付けたデータを分類して統計を自動で取れるように、システムのアウトプット方法を改善しました。更に、アウトプットはエクセルマクロを使い、自動分類統計が出来るようにしました。

データの標準化を行った

そのベースになる分析・統計などの基準書を明確にしてワークプロセスを標準化し、社員個人による業務の曖昧さがないように改善を行いました。

評価

適切な改善ができ、課題は解決することができた

今後の目標

情報分析後のデータを客先に提出するための効率化の検討

ITシステムの開発を行い活用する事でWEBでの情報ソース入手の改善は大変効率的になりました。

特に顧客側の情報インプットで情報の正確さが均一化出来、信頼性が大きく向上したと感じています。

但し、事故情報の分析は技術ノウハウ的にそれなりのレベルを要する為に、このシステムから出てきたアウトプットが客先に分かりやすいものに仕上げるには最終的には人間の手によって仕上げる必要があり、そこはIT化出来ない部分だと感じています。

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