データの入力をUiPathとDX-Suiteで処理するようにした結果、ほぼ手入力作業が無くなった

改善したきっかけ

当社は、親会社である鉄鋼商社からの事務処理受託会社です。

鉄鋼商社の機能の1つとして、お客様目線での丁寧な個別対応が必要です。

取引先各会社ごと、同じ事務処理でも形式が異なり、担当社にしか分からない煩雑な事務処理が多々あります。

具体的な問題点としては下記4つがあげられます。

これらの問題点解決のため、業務効率化、働き方改革への取り組みとして、業務改善に取り組むことになったと聞いています。

親会社である鉄鋼商社の取り組みにともない、弊社でも業務改善に注力しすることになりました。

・人材管理を効率よく行えるよう適切な仕組み・制度を構築したい

DX-Suiteとは

DX Suite は市場シェアNo.1のAI-OCRです。これまで手入力で行なっていた帳票のデジタル化をスムーズに行い、企業の課題を解決につなげます。
https://dx-suite.com/

UiPathとは

UiPathの最先端の自動化プラットフォームで職場を刷新し、Fully Automated Enterprise™ （完全に自動化した企業）を実現する方法をご確認ください。
https://www.uipath.com/ja

受注業務として、特に量が多く、定型的なルーチン業務が多かったことにより、結果として飛躍的に改善を進めることが可能となりました。

■導入の手順・RPAツール(Uipath)導入

■導入前後の変化・変更前紙ベースの書類を見て、社内システムへ手入力

※入力項目数が同じでも、社内システムへ画面遷移しながら入力するのと、Excelへ入力するのでは、時間が短縮されていた

その後、紙ベースの書類：取引先データもらえるよう働きかけ Excelデーター入手可能になったものは、データーを貼付けるだけで、ロボット読み取りのExcelへ変換出来るよう貼付けフォーマットを作成

さらにその後、データを入手できないものに対しては、AI-OCRの読み取りにより、データ－入手

今ではほとんど手入力することがなくなりました。

業務改善開始より、ほぼ5年で業務負荷はほぼ半分ほど。時間短縮やミスの発生が減るなど、目に見える効果だけでなく、繁忙期に間に合わないかもしれないという心理的プレッシャーから解放されました。

仕事が楽になったのは嬉しいのですが、社会現象として言われているように、「事務職の仕事はロボットに代替えされ、事務員は不要となる」身をもって実感しています。

コロナ禍の今、在宅勤務が多いですが、以前のように毎日出社するようになったとしたら、時間を持て余してしまいそうです。