改善したい課題
当社は、カメラレンズの金型製造を行っております。
今までは金型を効率よく製造するために、日勤夜勤の2交替勤務で作業を行っていました。2週間交替で行っており、夜勤手当などは単純に2倍の人件費と労働力が必要で、部として赤字が続いていました。
夜勤を行っているため、メンタルや体調に不調をきたす社員も少くなく、出来るだけ夜のうちに加工時間の長い物を続けて加工できるようにして、夜の無人化を目指し、社員の拘束時間を減らしつつ赤字から黒字化を目標に対策を立てたいと考えてました。
※加工時間が長ければ、その間は社員がいなくても自動で行われるため、社員を拘束せずに済むと考えております。
・夜勤を行うことに対する社員への拘束時間を減らしたい
・人件費のコストを減らし、赤字から黒字化を目指したい
改善した方法
生産管理アプリを導入した
TECHS-BK
多品種少量型の部品加工業様向けに開発された、中小企業のための生産管理システムです。
https://www.techs-s.com/product-bk
生産管理システムのTECHS-BK
株式会社テクノア|テクノアは、日本のものづくりの根幹を支える中小製造業様を応援するシステムを開発。生産管理システム、生産スケジューラ、AI、IoT技術、EDI、コンサル。
夜の無人化と納期順守率と2つ目標を達成する事ができた
生産管理アプリを導入することで、納期順に加工する物の優先度が明確になり、出来るだけ加工時間の長い物を夜にまわすことが出来、結果夜の無人化と、納期順守率と2つ目標を達成する事が出来ました。
人件費のコストを減らし、赤字から黒字化を行うことが出来た
夜勤がなくなったことにより、毎年赤字だったものが、作業者の人数が半分になった為、人件費も削減できたので、黒字になりました。
製品の不具合や不良率も下げることが出来た
夜勤作業を無くしたことで、作業者の体調やメンタルの不調も減り、不具合や不良率も下げることが出来ました。
評価
適切な改善ができ、課題は解決することができた
今後の目標
他部署の業務改善に取り組む
無人化出来ましたが、夜勤が減った分、当然作業者の収入が1人につき、毎月約4万円程減ってしまい、人手が余るようになってしまいました。
今後は余った人材を適材適所に振り分け、他部署の業務改善に取り組み、更なる利益拡大につなげたいです。